その体調不良、春の冷えが原因かも?

3月下旬、春らしい陽気になってきましたね。
冬服をしまって、薄着でお出かけしたくなる季節。
でも最近、なんだか体がだるい、朝スッキリ起きられない、気分が落ち込みがち…そんな不調、感じていませんか?
実はそれ、春の“冷え”が原因かもしれません。
春の隠れ冷えと、その対策になる「温活」について、やさしく解説します。
3月下旬でも冷えが残っている理由
日差しは春めいてきても、体の中はまだ冬のままということ、意外と多いんです。
冬の間、寒さや運動不足で冷えた体は、そう簡単に戻りません。
しかも春は朝晩の寒暖差が激しく、自律神経も乱れやすい季節。だからこそ、油断すると「隠れ冷え」に。
春の冷えが引き起こす体調不良とは?

春は進学・転勤・新生活などで環境が変わりやすく、心身のストレスも増える季節。
そんな中で冷えが加わると、以下のような体調不良が起きやすくなります。
✅ 春の冷えによる不調例:
・朝、体が重く感じる
・頭痛やめまいが頻繁に起きる
・お腹や腰が冷えて痛む
・なんとなくイライラ、落ち込みやすい
「温活」で春の不調をラクにする3つのメリット
春に「温活」を取り入れることで、次のような変化が期待できます。
🌿1. 自律神経が整う
温めることでリラックス効果が生まれ、副交感神経が優位に。睡眠の質や心の安定にもつながります。
🌿2. 血行と代謝がアップ
冷えが改善されると、全身の血流がよくなり、老廃物も流れやすく。肌荒れやむくみ対策にも◎。
🌿3. 春の花粉や肌荒れにもプラス
体を温めて腸内環境が整うと、免疫バランスが安定。花粉症やアレルギー症状の軽減も期待できます。
今日からできる!春の温活習慣

「温活って難しそう…」と思われるかもしれませんが、少しの習慣で大丈夫。今から始められるシンプルな方法をご紹介します。
☀ 朝の温活習慣
・白湯をゆっくり飲んで、内臓を目覚めさせる
・5分の軽いストレッチで血行アップ
・腹巻きやレッグウォーマーで冷え防止
🌙 夜の温活習慣
・湯船につかる(40℃前後で15分がおすすめ)
・寝る前に温かいお味噌汁やハーブティーを一杯
・お腹や腰を湯たんぽやカイロでじんわり温めてから就寝
🍽 食べ物で温活
・生姜・ねぎ・にんにくなど温め食材を使う
・根菜の煮物や発酵食品(味噌・納豆・キムチ)を積極的に
・冷たい飲み物や砂糖たっぷりのスイーツは控えめに
まとめ:春の元気は“あたため”から

3月下旬、春はもう目の前。でも、あなたの体はまだ「冬モード」かもしれません。
だからこそ、今の時期こそ“温活”が大事。
体を温めることで、春の不調を和らげ、元気に季節の変わり目を乗り越えられます。
✅ 今日から少しずつ始めよう
・朝白湯を飲む
・湯船につかる
・温かい食べ物を選ぶ
あなたの春が、もっと軽やかで心地よいものになりますように🌷
📚参考リンク
厚生労働省 母性ナビ|冷えに悩む人のための体を温める・冷やす食材
健康長寿ネット|高齢者の身体的特徴(体温の低下)