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寒い季節に負けない体づくり!温活で免疫力UP

冬になると、冷えやすい体に悩む方が増えますよね。「手足が冷えてつらい」「布団に入ってもなかなか温まらない」「冬になると風邪をひきやすい」…そんなお悩み、ありませんか?

実は、寒さで体が冷えると免疫力が低下し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。でも、ちょっとした習慣を取り入れるだけで、寒い季節でもポカポカ温かい体をキープできるんです。

今回は、「温活(おんかつ)」 をテーマに、寒さに負けない体づくりと免疫力アップの方法をご紹介します。今日からできる簡単な温活習慣を取り入れて、元気に冬を乗り切りましょう!


温活って何?なぜ大事なの?

「温活」とは、体を内側から温め、血流を促し、健康的な体を維持するための活動 のことです。
人の体は36.5〜37℃くらいが最適な体温と言われていますが、最近は35℃台の低体温の人も増えています。体温が1℃下がると免疫力が30%も低下すると言われており、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるだけでなく、疲れやすさや冷え性、肩こり、むくみなどの不調を引き起こす原因になります。
特に、女性は男性に比べて筋肉量が少なく、冷えやすい体質の方が多いので、意識的に温活を取り入れることが大切です。

冷えは免疫力を下げる?その理由とは

冷えが続くと免疫力が下がるのはなぜでしょうか?その理由は、大きく分けて2つあります。
① 血流が悪くなり、免疫細胞が働きにくくなる
体温が低下すると血管が収縮し、血流が悪くなります。血液の流れが滞ると、免疫細胞が全身に行き渡りにくくなり、ウイルスや細菌と戦う力が弱まってしまう のです。

② 内臓が冷えて代謝が落ちる
寒さで体が冷えると、内臓の温度も下がり、代謝が低下します。代謝が落ちるとエネルギーが作り出されにくくなり、体の回復力や免疫機能が低下 してしまいます。

つまり、「冷え=免疫力の低下」 というわけです。逆に言えば、温活を意識すれば、免疫力を高め、病気にかかりにくい体を作ることができるのです!

今日からできる!温活習慣のポイント

それでは、具体的にどんな温活を取り入れればよいのでしょうか?今日から簡単にできる方法をご紹介します。
① 首・手首・足首を温める
「首」と名のつく部分は、太い血管が通っており、ここを温めると全身が効率よく温まります。マフラーやレッグウォーマー、手袋を活用 して、外気から守りましょう。

② 湯船につかる
シャワーだけで済ませる人も多いですが、38〜40℃のぬるめのお湯に15分ほどつかる と、血流が促進されて体の芯から温まります。生姜や炭酸系の入浴剤を使うと、さらに効果的です。

③ 適度な運動をする
運動をすると筋肉が動き、熱を生み出します。特にスクワットやストレッチなど、下半身を動かす運動 をすると、血流が良くなり体温が上がります。

④ 白湯を飲む
朝起きたら、コップ1杯の白湯を飲む習慣をつけましょう。体の内側から温まり、腸の働きも活発になります。

食事で温活!体を温める食材とレシピ

温活には、食べ物も大切な要素です。特に、次のような食材を積極的に取り入れましょう。

◎ 体を温める食材
• ショウガ:血行を促進し、体を芯から温める
• 根菜類(にんじん、大根、ごぼう、レンコン):体を温める効果がある
• ネギ・玉ねぎ・ニラ:発汗を促し、体を温める
• 味噌・醤油:発酵食品は腸内環境を整え、代謝を上げる
• 赤身の肉や魚:鉄分が多く、血流を促す

◎ 簡単!温活スープレシピ
「ショウガたっぷり根菜味噌スープ」
• 材料(2人分):
にんじん 1/2本
大根 5cm
レンコン 5cm
しょうが 1かけ(すりおろし)
だし 400ml
味噌 大さじ1

作り方

  1. 野菜を食べやすい大きさに切る。
  2. 鍋にだしを入れ、野菜を煮る。
  3. しょうがを加え、味噌を溶かす。

しょうがの風味が効いて、寒い冬にぴったりの温活スープです!


まとめ:温活で寒さに負けない体づくり

寒い季節に負けない体を作るためには、「温活」 が欠かせません。日常生活に少しずつ温活習慣を取り入れるだけで、免疫力が上がり、風邪をひきにくい健康な体をキープできます。

今日からできる温活習慣
• 首・手首・足首を温める
• 湯船につかる
• 適度に運動する
• 白湯を飲む
• 体を温める食材を取り入れる
無理なく続けられる温活で、寒い冬を元気に乗り切りましょう!