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感染はどこから始まるの?② ウイルスはまず“ここ”にくっつく

前回、
ウイルスは、空気より、くっつくことで感染する」というお話をしました。

では次に出てくる疑問は、これですよね。

「じゃあ、ウイルスはどこにくっつくの?」

実はここが、感染のスタート地点です。

まとめ:ウイルスは“粘膜”にくっつく

まず結論からお伝えします。

ウイルスが最初にくっつく場所は
「粘膜(ねんまく)」です。

具体的には

・鼻の中
・のど
・目

この3つが、主な入り口になります。

なぜ空気中にいるだけでは感染しないのか

ここをしっかり理解しておくと、予防の考え方が変わります。

ウイルスは空気中に存在していても、
それだけではほとんど感染しません。

実際には、手や物を介して粘膜に触れることで感染が起こる「接触感染」が大きな要因とされています(厚生労働省)。

ウイルスはとても小さく、
また、自分で動くことも人の体の中に入り込んだりすることもできません。

そのため感染には

・相手の体に触れること
・どこかにくっつくこと

この2つが必要になります。

つまり

「空気中にいる=感染」ではなく
「くっついた=感染のスタート」なんです。

粘膜ってどんな場所?

粘膜は、体の中と外の境目にあるやわらかい組織です。

特徴は

・常に湿っている
・外からのものと直接触れる
・体を守る働きがある

ということ。

本来はウイルスや異物をキャッチして外に出す
“防御の最前線”でもあります(MSDマニュアル)。

それでは、「くっつく」と何が起こるのか

ここがとても大事なポイントです。

ウイルスは、粘膜にくっつくことで
初めて体の中に入り込むチャンスを得ます。

逆に言えば

くっつけなければ
そのまま外に出ていきます。

例えば

・涙で流れる
・鼻水で排出される
・せきで外に出る

こうした働きによって、
多くのウイルスは体に入る前に排除されています。

感染は「くっつく→入る」の2ステップ

では、ウイルスはどうやって粘膜にたどり着くのでしょうか?

多くの場合は「手」を通ります。

例えば

・つり革やドアノブを触る
・スマホを触る
・その手で顔を触る

この流れでウイルスは鼻・口・目に運ばれていきます。

人は無意識に、1時間に何度も顔を触ると言われています。

だからこそ

「空気を避ける」よりも
「手から顔への流れを減らす」ことが大切になります。

次回予告

鼻・喉・目、どこが一番危ない?

同じ“粘膜”でも、実はリスクに違いがあります。
次回はその違いを、さらに分かりやすくお伝えします。

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